2018/05/15

ロンドンの初夏はリッチモンドの河畔で(だけどハッテン場には気をつけよう)

ケンジントンガーデンの新緑

5月に入ってからというもの、ここロンドンでは初夏っぽい日が続き、すこぶる気分が良い。

あれほど「寒いー、暗いー、気が滅入るー」と、ブイブイ文句を言ってたイギリスの気候が、急に愛おしいものに思えるのだから、人間ってゲンキンなものだ。



イギリスの夏は、陽が長い。5月上旬の現在、陽が沈むのは夜の9時ごろだ。夜になっても、1日の終わりって感じがしない。天気の良い日などは、夕方仕事が終わってからでも、公園へ出向いて、日光浴しながらピムス呑んだりできるのだから、無駄に気分があがってしまう。

しかも現在無職ゆえ、時間だけは余りあるという恵まれた環境も相まって、天気が良い日は公園でノンビリ過ごしております。

たいていは、家から歩いて行けるケンジントンガーデンで、半日くらいゴロゴロして過ごすのだが、先日はダンナも引き連れてリッチモンドまで遠出してみた。

リッチモンド・アポン・テムズ


ロンドン南西のテムズ河沿いに位置するリッチモンド・アポン・テムズは、ロンドン中心部からでも地下鉄で20分くらいで着いちゃうから、けっこう近い。そして、駅から10分も歩けば、のどかなテムズ河のほとりに広がる一面の新緑!自然の遊歩道をテクテク行けば、ちょっとした邸宅や公園も沢山。河べりに腰を下ろして、行き交う船やボートを眺めるのも良いし、脇道に入って鬱蒼と草木が茂る野原にゴロンとするのもステキ。

ロンドン市内の公園も、都会とは思えないほど自然を感じられるけど、やはり柵や門で囲われ、閉ざされた内側の世界なんだよね。でも、リッチモンドのように、すでにそこにある自然というか、外へ外へと開けていく空気感のある場所というのは、開放感が違う。



日本で最後に住んでいたのは、神奈川県の逗子で、東京神保町出身の私にとっては、なんの縁もなかったのだが、何かの機会で訪れたときに、海や山といった自然の近さに魅了され、気が付いたら住み着いていた。

そしていま、ロンドンに引っ越してきて、もうじき1年。まだ仮住まい的な生活をしているのだけれど、そろそろ落ち着いて住める場所を探そうかな~、というタイミングでリッチモンドに魅了されてしまい、うーん、この辺りに住みたいなぁ、と密かな野望が。

そうそう、このリッチモンドのテムズ河辺には、草木が鬱蒼とした野原がたくさんあり、なんとも静かでのどかで、ランチやお昼寝にうってつけ~、とゴロゴロしてたら。たまたま、そのスポットがそうだったのか、他にもまだまだあるのか判らないけれど、ちょっとしたハッテン場だった模様。道理で、ちょっとすてきなヤングメンズがパンツ一丁でウロウロしてるなと思った。

0 件のコメント: