2014/01/04

つながる、ということ

 
 私たちは、自分以外の人や動物や社会とかかわることで、生きています。

いわゆる「つながる」ということは、互いが自分を開き、受け渡し、相手を受容し、そして共に新しい流れを生み出す共同作業なんだと思います。

だから私たちは笑い、驚き、怒り、悲しみ、喜ぶことができるし、だから私たちは愛し、許し、共感し、慈悲の心を持つことができるんですよね、なんかすごいことです。

2010/10/09

Dark side of the lens

「何かにハマる」というのは、その対象は何であれ、たとえばそれがヨガであれ、武道であれ、舞踏であれ、サーフィンであれ、ダイビングであれ、結局のところ本質の部分はおんなじなんじゃないかな、と常々思っている。



「道がつくものは格が高い」とか、「ストリート系はファッションだ」とか、そんなことはちっともなくて、茶道に静謐な悟りを見出すのと、スケートボードで空を舞い神と対話する瞬間と、その間になんら差はない。

対象がなんであれ、自己とも他者とも妥協せず、犠牲とリスクをその身に引き受け、失敗し、怪我をし、何かを失い、傷つき、傷つけ、耐えて、手放し、執着し、それでも、なお繰り返し立ち向かう、いわゆる「○○○バカ」の、内から生起する原動力とは?

2009/11/25

Four Agreement 4つの約束


ドン・ミゲル・ルイスによって書かれた「Four Agreement 4つの約束」は、古代メキシコ・トルティックの教えの中にある、シンプルかつ深遠な「生きる技」そのものです。

agreement 1
Be impeccable with your word -自分の言葉に誠実に
言葉を話すときには尊厳を持ち、そして本当に意味することを語るようにしよう。自分を非難する言葉や、他者の誹謗中傷のための言葉は避ける。真実と愛に向かって、言葉のパワーを最大限に活かしていくように。


2009/11/20

Vippasana meditation ヴィパッサナ瞑想


随分昔のことですがゴエンカ・ヴィパッサナ瞑想の10日間コースを京都で受けました。

この期間は、誰とも会話をせず、目を合わせるようなコンタクトもとらず、本も新聞も何も読まず、TVもラジオも音楽もなく、外部からの刺激を最小限にとどめた状態で、終日瞑想を続けます。食事と睡眠もおなじく最小限にとどめ、自分の内部を、なにものにも邪魔されずに、まっすぐ見つめる期間となります。

2009/11/03

いつまでもデブと思うなよ・岡田 斗司夫




レコーディング・ダイエット、すなわち実際に食べたり飲んだりした物をそのまま記録し、どれだけ自分が「太るために努力をしているか」の事実を目の当たりにすることから始まる、習慣病としての過食をリセットするダイエットです。

2007/04/10

10分間



物売りと物乞いとサルと牛と参拝者とスクオッターで混雑する寺院前で、地面に座り込んでコーラを飲んでいると、肉体労働者の男性2人が声をかけてくる。私の片手に持ったカメラで写真を撮って欲しいらしいことは、ジェスチャーで判る。カメラを向けると、緊張で険しい顔つきになる。「リラックス、リラックス!スマイル!」と声をかけても、ますます固い表情になる。取れた写真をプレビューで見せながら、「おー!このセクシーガイはどこの誰や?」と大袈裟に笑いかけると、険しかった男性の顔に、ちょっとだけ笑みが浮かぶ。

2007/03/10

朝の怠け心

早朝5時の目覚ましが鳴る。


いつものように朝6時半からの練習へ向かおうとベッドから出るが、前夜の食事が祟ったのか、全身がとてつもなくだるく、非常に怠惰な状態に包まれ、身体がいうことを聞かない。

高額な授業料を納め、遠路はるばるマイソールくんだりまで来ている身としては、あと何日シャラで練習ができるのだろうか?と、ついつい損得勘定でソロバンをはじくような浅ましい思いがよぎり、「意地でも行かねば!」と奮起をイッパツかまし、6時過ぎに家を出る。

しかし、私の足はシャラへは向かわない。いつもと違う方角へ、これまで足を踏み入れなかった区画へ、自然と足が進んでゆくに任せてみる。




日の出直前の街は靄がかかり

まだ消えていない街灯が、ほの明るい空に溶け込むように

弱々しく前夜の疲れを残像のように残している。

行き交う人々はみな寡黙だ

そしてそれが街並みの静けさを、よりいっそう際立たせる。





夜明け前の鼓動。

大地の、木々の、建物の、人々の、動物たちの

それぞれの内に秘められた蠢きが

微細な振動と共に熱を発し始める





落ち葉を箒で掃く音。

門前に白粉で描く曼荼羅模様。

家の中からかすかに聞こえてくるチャンティング。

ジャスミンの香り。チャンダンの香り。

人々の生活が始まる、その音、匂い、熱、バイブレーション。

全てを包み込みような、大らかなリズム。




夜明け前の静謐な空気の中

知らない小道を徘徊する愉しみに耽る。

ふと顔を上げ、後ろを振り向くと、

そこには冗談のようにドデカイ太陽が

東の空に堂々と昇ってゆくところだ。




空の色が変わる

街の色が変わる

世界のバイブレーションが、またちょっとだけ変わる瞬間。




ああ、美しいなぁ。






無理して練習に行っていたら、この光景を感じることはなかった、と、今朝の怠け心を正当化しながら、「この世のすべての生きとし生けるものにとって、今日が良い日でありますように」と、心の奥底がうずくような熱を噛みしめた、とある朝。

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